私は5才の時からピアノを習い始めた。
自分では覚えてないけど、母に「習いたい!」と言ってお願いしたらしい。
父も母も音楽が好きで、女の子だしピアノ習わせたいなぁと思ってたそうだ。
当時は女の子はたいていピアノを習っていた。ずっと続けるかは別として。
近所の友達もみんな習っていた。
母は弾いたことないし楽譜もそんなに読めないけど、練習する時はいつも熱心に
私の横について見ていてくれた。おかげで上達して、自分で言うのも何だけど、
近所や学校でも「上手」って評判になった。
小さい時は練習が嫌いで、曲が難しくなってくると、余計に嫌になる。
私がヒステリックにピアノの前のところを足でどんどん蹴ったりして、よく母を
怒らせていたのを思い出す。
母もカンカンになり、テキストをゴミ箱に捨てられり(実際は捨てられてないが)、
ピアノの先生に「もう辞めます!」って電話されたり(実際は電話するふりしてた
だけ)。
こんなことがありながらも、20年間習い続けられたのは、母のおかげだと感謝
している。
1つの事を長く続けるのはすごく大変なこと。途中で辞めてしまえばそれまで。
辞めるのはすごく簡単なこと。
私はピアノを通じてこのことが良く分かった。
ルナちゃんもこれが分かる日がくるかなぁ。

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